女性の正体

基本の女性の心理



「”オンナ”って一体なんなんだ!?」

 気になる女の子ができたとき、パートナーとケンカになったとき、また何かで女性のことで悩んだときに、こう思ったことはありませんか?

 ”オンナ”って男からしたら本当にミステリーな生き物ですよね。

 ある心理学の博士は「男は火星から、女は金星からやってきた」と表現したくらいです。

 それくらいオトコとオンナは違う。

 じゃあ理解することはできないのか、と言えばそんなことはありません。手品と同じでタネがわかってしまえば「ああ、そういうことか」と思うもの。

「女性ってシンプルな生き物だったんだな」

 と思うはずです。

 もし女性を一言で表すなら、

“女性とは感情の生き物である”

 こう言いたいと思います。

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なぜ女性は感情の生き物なのか?


 ヒトの歴史の中で、元来、オトコは「メシの調達係」。そしてオンナは「子育て係」でした。そしてお互いに与えられた役割を果たすために必要ないくつかの進化を遂げてきました。

 その一つが、オトコは「理性的」になること。
 そしてオンナは「感情的」になることでした。

 男は食糧の調達のために狩りを行いましたが、そのとき感情的になって獲物に飛びかかっていただけでは簡単に獲物に逃げられてしまいます。
 そうならないためには「理性」が必要でした。落ち着き、観察し、攻略法を考え、そして冷静に実行する。

 そうすることで獲物が仕留められ、家族を喜ばせることができたのです。

 「結果」を出すためには「理性」が必要だった。

 だから男はより「理性的」であろうと進化してきたわけです。そのため男性の価値観では「落ち着き」や「冷静さ」「動揺は見せない」ことなどが美徳とされます。また男性自身も自分がこの状態でいられると安心できます。

 そんなふうにオトコが外で狩りをしていたころ、オンナは家で育児や家事を任されていました。
 そこでは一つ一つの仕事に危険はありませんでしたが、やることが膨大でした。

 特に赤ちゃんの世話なんて本当に大変です。

 なんせ相手は言葉がしゃべれません。そのうえか弱く、調子も崩しやすい。それに昔は今みたいに医療も充実していなかったので、亡くなってしまう子供も少なくなかったでしょう。

 そんな我が子を守るために、赤ちゃんの状態を素早く判断するために、「感情」という能力が女性には必要不可欠だったのです。

 実は、感情には「大量の情報を効率的に処理できる」という利点があります。

 大脳には右脳と左脳があって、それを「脳梁」がつないでいるのですが、女性はこの脳梁が男性に比べて太いのです。
 つまり、左右の脳の情報を活発にやりとりできるということ。そのため言葉や視覚、嗅覚などの情報を統合して解釈する術に長けています。
 また女性は一度に使える脳の領域が広いので、同時に複数のことを考え、行うことができます。
 この能力は育児や家事にとても適しています。
 ただ、情報を一つ一つ丁寧に分析していたらいつまでたっても判断ができません。そこで女性は「感情」を用います。感情をフィルターにして”ざっと”処理を行うのです。女性は感情の中に自分の行動規範を持っているのでそうすることで「なんとなく」判断ができるわけです。

 赤ちゃんの表情、泣き方、手足の動かし方、肌の様子、体温、匂いーーそうした情報を感情を使って処理することで「お腹が空いたんだね」「抱っこしてほしいんだね」「熱があるんだね」と赤ちゃんとコミュニケーションがとれて、必要な世話を焼いてあげることができたのです。

 このような情報の処理ができるからこそ、女性は一人で4〜5人の子供の世話をしながら(※昔の人はたくさん子供を産みました)、食事、掃除、洗濯などの家事(※昔は家電なんて便利はものはありません)を手際よくこなせたのです。

 育児に家事。いつもやることを山のように抱え、複数の仕事を効率的に片付けていくことが求められた女性たち。そのためには「感情」を使った処理能力が必要で、より「感情的」に進化していったのです。

感情の生き物の弱点


 なぜ女性が「感情の生き物」で、そう進化してきたのかわかってもらえたでしょうか?

 最後にそんな「感情の生き物」ならではのウィークポイントの部分もお話ししたいと思います。

 一枚のコインの裏表ように、どんな生き物にも長所があればその裏側には必ず短所があります。
 例えば男性は結果を出すために「理性」という能力を発達させてきましたが、その反面で「理由がなければ行動できない」という短所も付随しました。「理由がなければ動くな」は男性のモットーなのです。

 同じく「感情」という能力を発達させてきた女性にも「感情をつかまれると弱い」という弱点を作りました。

 もう本当に弱いです。
 男が胃袋をつかまれたときと同じくらい弱いです。

 だから男性は女性の感情をつかむための行動を心がけたいものですね。そこらへんの詳しい話はまた今後の記事でお話しできたらと思います。

 「女性の正体」を知ったうえで、女性の良いところや弱いところも理解して、これからの付き合いに活かしていきたいですね。

今日のまとめ

  • 女性は「感情の生き物」。
  • 感情を使うことで大量の情報を効率的に扱うことができる。
  • 女性が感情的に進化したのは ①赤ちゃんの世話をするため ②家事を効率的に行うため
  • 女性は感情をつかまれると「弱い」。

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